Wトップ(ダブルトップ)とWボトム(ダブルボトム)で売買しよう!
売買シグナルで確実に利益を積み上げていこうということで、今回はWトップ(ダブルトップ)とWボトム(ダブルボトム)をご紹介します。
WトップとWボトムとは、取引価格の天井(最高値)と大底(最安値)で見られる売買シグナルです。
BTCを欲しがる人が大勢いれば、BTCの買いが進み値段が上がります。しかし、ある一定の価格帯では、買い手よりも売り手の方が多く、価格をこれ以上上げられなくなります(天井)。
そうすると、「これ以上は値段は上がらないな。」とBTCを売りに出し始め価格を下げていきます。
実際のチャートを見ていきましょう。下の画像は、BTCUSD(Bitfinex)の2時間足チャート。
紫色の破線の部分が天井となります。
一度天井をタッチしましたが、これ以上上げられないと判断し、価格を下げていきます。
しかし、ネックライン(このラインより下は買い手が多い)と呼ばれるライン付近で反発し、もう一度買いが進みます。
2度目のチャレンジを試みますが、先ほどの天井価格よりも低い価格までしか上げきれず、価格を下げてしまいます。
そうすると市場参加者は、「これ以上は上げられない」という判断となり、売りに走ります。
2度目のチャレンジで失敗したわけですから、先ほどよりも多くの人が売りに走りやすく、ネックラインの買い手がその数に耐えきれずに価格を下げてしまいます。
これがWトップの一連の流れです。Wボトムはこの一連の流れの真逆ですね。
このWトップとWボトムの扱いかたとしては、
1.これ以上上げられない(下げられない)価格を確認
2.2回目の天井(大底)が1回目の天井(大底)よりも低いことを確認
3.ネックラインを確実に割った段階で売り(または買い)を行う
となります。